こんにちは!げいのう太郎です!
『池の水ぜんぶ抜く大作戦』というテレビ番組をご存知ですか?
内容はいたってシンプルで、池の水を抜くということを延々と続ける番組です。笑
実はそんな番組ですが、現在では官公庁を巻き込み、社会現象と言われるまでの影響を与えています!!
今回はそんな『池の水をぜんぶ抜く』の次回の舞台である「笠松トンボ天国」を調査して見ました!!
「笠松トンボ天国」とは
岐阜県にある自然公園の名前です!
所在地:岐阜県羽島郡笠松町
⇒人口2万人強の町です!一部、愛知県に隣接しています。
広さ:6ha
⇒東京ドームが4.7haでるため、やや笠松トンボ天国のほうが大きいですね!
動植物:多くの動植物が生息していますが、特にトンボの種類が多く、現在は30種が生息しています。
アクセス:岐阜バス「若宮地前無動寺 」バス停下車 徒歩10分
⇒ちなみに、名古屋駅周辺から車で行くことも可能です!名古屋観光のついでに足を運んでみるのもいいかもしれませんね!
池の水を抜かれる!?目的は何か!?
笠松トンボ天国には合計で6つの池があります。
その6個にはそれぞれ名前がついているのですが、もっとも有名なのが西側に位置する『トンボ池』であり、ここに多くのトンボが生息しています。
古くから地元の人から多く愛されており、初夏には小学生がトンボの幼虫である「ヤゴ」を放流するんですね。
このような自然と触れ合う教育ができるのは非常に貴重だと思います。
東京ですとほぼ不可能ですからね。
トンボを通して生命の一生を感じることができるのも笠松トンボ天国の魅力ですし、子供にとっても教育天国になっていると思います。
ちなみに、笠松トンボ天国にある6つの池には生活排水の流入が無いため水質もきれいに保たれており、トンボなど昆虫の成育に適しているんですね。
地域住民のボランティアによって清掃活動を定期的に行っている点もすばらしいと思います。
しかし、最近ではその努力もむなしく、水質汚染や外来種の繁殖に伴い生態系が変化してきてしまいました。
特に、ブラックバス、ライギョやアカミミガメなどの外来種族の繁殖力は異常であり、ヤゴなどをエサにしてしまうため貴重なトンボが毎年減ってきています。
そこで、今回は池の水を抜き、外来生物を一斉に駆除し生態系、水質汚染の問題を改善しようと試みます!!
水がないと魚はピチピチ跳ねるだけですからね!合理的だと思います!
そもそもこのテレビの企画は何!?
2017年から不定期で放送されているテレビ東京の企画です!!!
手付かずで放置されている池の水を抜き、上記であげたような課題を解決していく番組です!!
この番組の構想を最初に制作会社に話したプロデューサーは、「またまた~」という感じで断られたそうです。
そりゃそうですよね。池の水をただ抜くだけで番組を成立させるなんて無茶な話だと思います。笑
ただし、その後放送にこぎつけ、初回こそ視聴率は5%程度だったもの、回を増すごとに発掘されるものの中で貴重な物が増えてきました!
重要文化財だったり絶滅していたと思われる生き物だったり、これはもう国としても放っておけないということで大注目の番組になりました!
視聴率もうなぎ登りだったんですね!笑
本当に、斬新な発想というのはいつでも真新しい結果を生み出すものなんですね!
これぞまさにブルーオーシャンだと思います。
(池はオーシャンではないですけどね。笑)
まとめ
いかがでしょうか。
それでは本日もまとめて見ます!!
- 「笠松トンボ天国」はトンボの生息する豊かな自然公園
- 外来生物などにより近年は生態系が崩れている
- 池の水を抜いて池本来の魅力を取り戻すという企画
それではごきげんよう!
げいのう太郎でした!!